第7章 日本史を東アジア史から分かつ「武士の登場」
サムライの出現は他の東アジアには見られない現象です。ヨーロッパの騎士に比較されますが、実態はアメリカ西部開拓時、開拓農民が武装したようなもののようです。中央政府から離れ(日本の場合は関東)、開拓した土地と自分の身を守るために武装したということです。
930-940年頃、地方武士の反乱である、平将門の乱、藤原純友の乱が起きます。先日九州の太宰府に行ってきましたが、藤原純友がこの太宰府を破壊しています。太宰府は設置されてから何度も破壊されており、その遺構が層になっています。
「太宰府」が古代から幕末まで、何度も登場するのが興味深いところです。
メーカの技術者から経営者に転身した筆者が、ひょんなことから学生時代に嫌いで苦手だった日本史・世界史をコツコツ勉強し始めました。その成果や歴史について思うところを脈絡なく書き綴ります。
2018年8月19日日曜日
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アジアからの視線、視点
昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。 高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし...
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