歴史を勉強していると、誰と誰がどこで会ってこんな話をしたはずだ、とか、えらく細かいことにこだわる人々がいるのに感心します(公式な会談は記録が残っているから別)。
自分は今更学者になりたいわけでもなく、隣国が日本に対する感情はどこから来ているのか知りたい、とかのニーズには内容が細かすぎな教科書が多いと思います。
歴史が始まってから日本はどう変わって行ったのか、他国との関係はどう変遷したのか、等々を短時間で俯瞰したいとき、一人の学者が書き下ろしたり監修した、いわゆる「通史」という書き方をした一冊を短時間に読み切りたいです。
今回紹介するのは、短時間ではイメージが湧かない文章だけ、なのは避けたいが漫画ではちょっと、と言う人にもお勧めできそうな一冊です。
メーカの技術者から経営者に転身した筆者が、ひょんなことから学生時代に嫌いで苦手だった日本史・世界史をコツコツ勉強し始めました。その成果や歴史について思うところを脈絡なく書き綴ります。
2018年10月6日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
アジアからの視線、視点
昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。 高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし...
-
昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。 高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし...
-
歴史に関する書籍を読んでいて若干違和感を覚えるのは、物証、仮説、私論、定説、史実、等々がごちゃごちゃに書かれている印象を持つからです。中には丁寧にそれらを分けて解説してくれている書物もあるのですが、事実と間違えそうな怪しげな私論も紛れていないとは断定できないので読むほうが注意しな...
-
NHKの英雄たちの選択という番組で佐賀藩主 鍋島閑叟という人物を知った。 藩主にして優秀な技術者。最新式の武器を国産化したが薩長土の雄藩連合には加わらなかった。最後は新政府に参加して戊辰戦争の終結を早めることにはなるが。 政治の主導権を一時的に握るよりは革命成功後の殖産興...
0 件のコメント:
コメントを投稿