2018年10月15日月曜日

新しいタイプの世界史の教科書

昨日立川駅構内の書店で偶然見つけた書籍です。著者は現役の公立高校の教師だそうで、長年世界史を教えるのに苦労されてきた工夫があちこちに見られて好感が持てます。

常々思っていることですが、大人になってから勉強し直すのに何も大学教授など偉い先生の書いた難解なものをありがたく読む必要もなく、では自分が中高校生のとき学んだ教科書を引っ張り出してきて読み直すべきなのかといえば無味乾燥だし面白くもなく。

じゃーどうすればいいのか?と言えば、お勧めなのは現役の予備校の先生とか高校の先生が教えるのに長年苦労されてきた工夫が詰まった「わかりやすく教えることに特化した教科書」を使うのがベストだと言えます。

高校で使われる教科書の一つの課題は、地域や年代があちこちに飛ぶことと主張しており私は全面的に同意です。この教科書では大航海時代前は4つの地域、その後が3つの地域に絞り込んで地域や主役・脇役があちこちに飛び散らず一直線に読めるようになっています。

日本史は一直線に教えられるし、どんな人でもある程度流れが言えるわけで、世界史もそうすればいいのでは?と思っていましたが、ようやくそんな期待に応えてくれる先生・教科書が現れた感があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

アジアからの視線、視点

昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。 高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし...