2018年10月25日木曜日

アジアからの視線、視点

昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。

高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし独立の手助けもした)これらの国々が今の日本に対してどういう感情を抱いているのかを知るにはこんなアジアからの視点が必要だと思います。




2018年10月21日日曜日

新しいタイプの世界史の教科書(2)

近所の書店で偶然見つけて即買いしました。日本史の見るだけノートを持っていたので目に入りました。こんな概説本ばかり読んで何が面白いの?と言う感じでしょうが、同じ事象をどう説明しているのか、とか比較するのもなかなか面白いものです。

私は所詮、歴史の専門家にはなれませんから、子供達や孫たちにいかに歴史を分かりやすく教えるか、の方に興味があるのです。孫たちに「へー勉強って面白いんだね」とか「おじいちゃんって物知りー」とか言われたい。



2018年10月15日月曜日

新しいタイプの世界史の教科書

昨日立川駅構内の書店で偶然見つけた書籍です。著者は現役の公立高校の教師だそうで、長年世界史を教えるのに苦労されてきた工夫があちこちに見られて好感が持てます。

常々思っていることですが、大人になってから勉強し直すのに何も大学教授など偉い先生の書いた難解なものをありがたく読む必要もなく、では自分が中高校生のとき学んだ教科書を引っ張り出してきて読み直すべきなのかといえば無味乾燥だし面白くもなく。

じゃーどうすればいいのか?と言えば、お勧めなのは現役の予備校の先生とか高校の先生が教えるのに長年苦労されてきた工夫が詰まった「わかりやすく教えることに特化した教科書」を使うのがベストだと言えます。

高校で使われる教科書の一つの課題は、地域や年代があちこちに飛ぶことと主張しており私は全面的に同意です。この教科書では大航海時代前は4つの地域、その後が3つの地域に絞り込んで地域や主役・脇役があちこちに飛び散らず一直線に読めるようになっています。

日本史は一直線に教えられるし、どんな人でもある程度流れが言えるわけで、世界史もそうすればいいのでは?と思っていましたが、ようやくそんな期待に応えてくれる先生・教科書が現れた感があります。

2018年10月6日土曜日

通史

歴史を勉強していると、誰と誰がどこで会ってこんな話をしたはずだ、とか、えらく細かいことにこだわる人々がいるのに感心します(公式な会談は記録が残っているから別)。

自分は今更学者になりたいわけでもなく、隣国が日本に対する感情はどこから来ているのか知りたい、とかのニーズには内容が細かすぎな教科書が多いと思います。

歴史が始まってから日本はどう変わって行ったのか、他国との関係はどう変遷したのか、等々を短時間で俯瞰したいとき、一人の学者が書き下ろしたり監修した、いわゆる「通史」という書き方をした一冊を短時間に読み切りたいです。

今回紹介するのは、短時間ではイメージが湧かない文章だけ、なのは避けたいが漫画ではちょっと、と言う人にもお勧めできそうな一冊です。



2018年9月30日日曜日

英雄たちの選択・選「幕末最強の軍をつくった男~佐賀藩主 鍋島閑叟~」

NHKの英雄たちの選択という番組で佐賀藩主 鍋島閑叟という人物を知った。

藩主にして優秀な技術者。最新式の武器を国産化したが薩長土の雄藩連合には加わらなかった。最後は新政府に参加して戊辰戦争の終結を早めることにはなるが。

政治の主導権を一時的に握るよりは革命成功後の殖産興業まで見据えていたのか、ただ政治に興味がなかっただけなのか、技術が好きなだけだったのか。理系の経営者としては非常に興味をそそられる。

http://www4.nhk.or.jp/heroes/x/2018-09-20/10/28008/2473077/


2018年9月29日土曜日

歴史の理解を妨げてきたもの4

歴史に関する書籍を読んでいて若干違和感を覚えるのは、物証、仮説、私論、定説、史実、等々がごちゃごちゃに書かれている印象を持つからです。中には丁寧にそれらを分けて解説してくれている書物もあるのですが、事実と間違えそうな怪しげな私論も紛れていないとは断定できないので読むほうが注意しなくてはなりません。

特に問題なのが、資料(史料)が少ない、欠けている時代です。そこにロマンを感じる人は多いのですが・・・


アジアからの視線、視点

昨日東京出張の際に、駅ナカの書店で偶然見かけて即買いしました。 高校レベルの日本史、世界史を勉強してても、インドネシア、フィリピン、ビルマ、マレーシア・シンガポール、タイ、インド等々の歴史はほとんど知ることができません。特に太平洋戦争で関わりが深かった(要するに迷惑も掛けたし...