日本の古代を知るには外せないのが「古事記」です。
ところが、戦前の教育では小学校から神話の教育がなされ誰でも知っていることなのに、敗戦後、皇国史観はいかん、と言うことで学校では教えなくなりました。「古事記」と言う名詞は日本史によく出てくるのに実際の中身を普通の人は誰も知らない状況になってしまいました。
戦後70年以上も経過し、軍国主義に戻ることはまずないわけで、もっと客観的に日本の神話はこうだった、戦前はこう言う教育を受けていたのだ、と教えればいいと思うんですがね。
現代語訳があるとは言え、それほど読みやすいとも思えず、まんが版があると聞いて購入して見ることにしました。逆に戦前だったら神様をこのような軽いタッチで絵を描いたら不敬罪に問われるかもしれず、いい世の中になったものだと思います。
次は「日本書紀」にも挑戦してみようと思います。
メーカの技術者から経営者に転身した筆者が、ひょんなことから学生時代に嫌いで苦手だった日本史・世界史をコツコツ勉強し始めました。その成果や歴史について思うところを脈絡なく書き綴ります。
2018年8月28日火曜日
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アジアからの視線、視点
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