2018年8月14日火曜日

衰退するヨーロッパ、発展するアジア

2017年の国別人口は多い順に

中国 14億人
インド 13億人
アメリカ 3.2億人
インドネシア 2.6億人
ブラジル 2.1億人
パキスタン 1.9億人
ナイジェリア 1.8億人
バングラデシュ 1.6億人
ロシア 1.4億人
日本 1.27億人
(出典はhttps://www.globalnote.jp/post-1555.html

だそうです。アジアが多いですね。

近頃、今まで欧州を中心に書かれていた世界史を、近代化前に中心だったアジアも平等に、global historyと称して捉え直そうという動きがあるようです。ユーラシア大陸を繋げたモンゴル帝国の時代から世界史は始まる、と唱える学者もいるようで、当時荒れ地で文化的にも辺境、経済的にも中国・インドに遅れを取っていたと思われるヨーロッパがいかに近代化を図ったか、かのように書かれている今の教科書は確かに立場の偏りを感じずにはいられません。

人類の文明はエジプト含むオリエント地方、インド文明、中国文明から始まったが、たまたま好条件に恵まれて起こった産業革命や市民革命によっていち早く近代化できた欧米が「先進国」と称して経済的政治的に幅を利かせている。ところがその近代化がグローバルになるにつれ人口に比例する経済的パワーがアジアに戻りつつある、のが今まさに我々が目撃している現代、という捉え方をすべきでしょう。

今後100年で世界は大きく変わると思います。






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